【大阪難読地名】御幣島の読み方は?由来を歴史から紐解く!

皆さん、こんにちは!

今回は、大阪にあるちょっと変わった名前の場所、「御幣島」についてご紹介します。 「ごへいじま」? 「みへいじま」? いったい何て読むんでしょう?

地名の由来や歴史を一緒に探検してみましょう!

「御幣島」はなんて読むの?

では、この「御幣島」なんて読むんでしょうか?

・・・

正解は

みてじま」なんです!

大阪の西の玄関口! 水と緑に囲まれた「御幣島」

さて、この「御幣島」ですが、大阪市の西の端っこに位置しています。

地図を広げて見てみると、新淀川と神崎川という二つの大きな川に挟まれた、まるで島のような場所なんです。

特に、神崎川を越えると、そこはもう兵庫県尼崎市! まさに大阪の西の玄関口と言える場所なんです。

川の流れを眺めていると、大阪にいながらもちょっとした旅気分を味わえるかもしれませんね。

実はめっちゃ便利! アクセス抜群の穴場スポット

「大阪の西側…? ちょっと遠いんじゃないの?」そう思った皆さん、ちょっと待ってください! 御幣島はめちゃくちゃアクセスが良い場所にあります

JR東西線に乗れば、なんとたった6分で北新地駅に到着! 大阪の中心地、梅田にもすぐに出られるので、ショッピングにも気軽に立ち寄れますね。

さらに、神戸方面へのアクセスも便利!尼崎で山陽本線に乗り換えれば、30分ほどで神戸の中心地、三ノ宮に到着できちゃいます。

大阪も神戸も、遊びもグルメも満喫したい! そんな欲張りなあなたにぴったりの場所なんです。

一人暮らしにもおすすめ! お手頃家賃が魅力

そして、何と言っても魅力的なのが、家賃がお手頃なこと! 大阪の中心部に近いにもかかわらず、比較的リーズナブルに住めるので、

  • 地方から大阪に出てきたばかりの大学生
  • 新社会人

など、一人暮らしの若者にも大人気なんです。

初めての一人暮らしって、何かとお金がかかりますよね。 でも、「御幣島」なら憧れの大阪ライフを無理なくスタートできるかもしれません。

「御幣島」という地名の由来は? ちょっと不思議な地名の謎

「御幣島」という地名には、一体どんな由来があるんでしょう?

せっかくなので、ここはひとつ、地元の情報源を頼ってみましょう! 西淀川区のホームページに、そのルーツが紹介されていましたので、さっそく引用してみましょう。

むかし神功皇后が住吉神社に奉献された島の中に、 幣帛島(へいはくじま)と呼ばれた島があります。 これは三韓から朝貢を運んできた船が、このあたりで難船の危機にあったことから、 この島に姫神を祀ったと住吉神社記にあります。 また一説には、神功皇后が朝鮮半島に向かわれての帰途、 ここで御幣を調整し、国の安泰を祈ったとも伝えられています。 これが御幣島の語源です。

……うーん、ちょっと難しいですね(笑)。 古典の授業みたいで、頭がクラクラしちゃった人もいるかもしれません。 でも大丈夫! せっかくここまで来たんですから、もう少し頑張って、この文章を分かりやすく噛み砕いていきましょう!

歴史の教科書を開く前に! ストーリーで読み解く「御幣島」

「神功皇后」って誰? 「三韓」って何? いきなり出てくる歴史用語に、ちょっと戸惑ってしまうかもしれません。 でも大丈夫! ストーリーで読み解けば、グッと分かりやすくなりますよ。

1. 神功皇后、海の冒険へ!

まずは、「むかし神功皇后が~」の部分から。

神功皇后(じんぐうこうごう)とは、今からおよそ1800年も前の、超パワフルな女性! 天皇の奥さんとして、政治の世界で大活躍したんです。 彼女の伝説を語る上で欠かせないのが、「三韓征伐」と呼ばれる朝鮮半島への遠征。 夫の仇を討ったり、お腹に赤ちゃんを宿したまま戦に挑んだり… そのエピソードは、まるで冒険小説!

2. 嵐の海を乗り越えて

「三韓から朝貢を運んできた船が~」という一節には、当時の海の様子が描かれています。

今のように安全な船も航海技術もない時代。 異国の地から宝物を運ぶ船は、いつ嵐に巻き込まれてもおかしくない、命がけの旅をしていたんですね。 今の私たちからは想像もできない、壮大なドラマがあったんです。

3. 神様にお祈り!「幣帛島」誕生秘話

そして、「このあたりで難船の危機にあったことから、この島に姫神を祀った」という部分。

無事に航海を終えられるように、神様にお祈りする。 これは、昔も今も変わらない人々の切実な願いだったのでしょう。 この出来事が、「幣帛島(へいはくじま)」という名前の由来になったと言われています。

幣帛(へいはく)とは、神社などで神に奉納する物の総称で、布類や金銭、紙、玉、兵器、器物、獣類などを指します。

4. 「御幣」に込めた平和への願い

さらに、「また一説には、神功皇后が~」というお話も。

朝鮮半島から帰ってきた神功皇后が、この島で「御幣」という神様へのお供え物を整え、国の平和を祈ったという伝説です。 旅の安全を祈り、国の平和を願う。 人々の祈りが、この「御幣島」という名前に込められているんですね。

まとめ~「御幣島」は大阪の歴史を物語るタイムカプセル!~

さて、今回の「御幣島」探訪、いかがでしたでしょうか?

  • ちょっと変わった地名の読み方
  • アクセスの良さ
  • そして、何と言ってもその奥深い歴史!

短い時間でしたが、「御幣島」の魅力をたっぷりとお届けしました。

「御幣島」という名前には、古代の神功皇后の物語や、海の安全を願う人々の祈りが込められていました。 まるで、タイムカプセルのように、昔の人々の想いが今に伝えられているんですね。

大阪には、「御幣島」のように、古事記や日本書紀といった古い書物に登場する地名がたくさんあります。 それらの地名を訪れることは、大阪のルーツを辿る旅。 知れば知るほど、大阪のことがもっと好きになるはずです。

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